1969-07-04 第61回国会 衆議院 地方行政委員会 第49号
また、その間、おそらくひとり基地だけでなくて、ほかの地域の候補地も出たようですが、結局はその間の折衝はどの程度にやったか、どこを一番いいと思ってやったかということは、私つまびらかにいたしておりませんが、できるだけ国費を使わないで新しい空港をつくりたいということは、これは当然考えることですから、いろいろな考えをいたしまして、またいろいろ折衝もいたしたと想像いたしますし、いま林さんがおっしゃるとおり、できるだけ
また、その間、おそらくひとり基地だけでなくて、ほかの地域の候補地も出たようですが、結局はその間の折衝はどの程度にやったか、どこを一番いいと思ってやったかということは、私つまびらかにいたしておりませんが、できるだけ国費を使わないで新しい空港をつくりたいということは、これは当然考えることですから、いろいろな考えをいたしまして、またいろいろ折衝もいたしたと想像いたしますし、いま林さんがおっしゃるとおり、できるだけ
これはひとり基地公害ばかりではございません。いろいろの問題点を指摘しておられる。この点では、政府もたいへん鞭撻を得たと思っております。その線とほぼ同一な形で、米軍ともただいま交渉しておる最中でございます。とにかく不用になった基地がいまなお残っているとか、あるいは基地の使用のしかた、もっとくふうがあれば、日本国民に与える迷惑も少ないのではないかとか、いろいろの問題があります。
したがいまして、NHKといたしましては、こういった問題は、ひとり基地問題だけでなくて、都市雑音の問題、その他いろいろな機器から来る騒音、いろいろな問題があります。あるいは高速の列車の通行による障害とか、非常に広範な問題があるわけであります。
さりながら、国家の防衛は、国民全体の均等に負うべきものであり、ひとり基地周辺住民のみが、重き犠牲を負担すべきものではないというにあるのであります。当然の主張であります。この当然の主張がいれられないところに不満がわき、そこに安保廃棄、基地撤廃、無防備中立論等がつけ入るのであります。広義国防、狭義国防の議論をここに展開するまでもありません。近い過去の日本の歴史はこれを証明いたしております。